top of page

Welcome to Chairuka

no Mori

あってないようなちゃいるーかの森の保育方針

大切にしているいろいろなこと。

それはこれからも変わっていくこともあると思う。

 

 豊橋市牛川町にある街中エコビレッジ。いるかビレッジにある「ちゃいるーかの森」は、2014年から開園しています。

 赤ちゃんからお年寄り、外国など、多世代、多文化の親子で通える育ちの場。食・自然・体づくり・人とのつながり・・・。持続可能な未来の「理想の育ちの場」には、なにが必要?正解はあるのか?開園してから見えてきた方向性と、あらたな発見をお知らせいたします!

 情熱的になり、少々長くなりますが、なにかヒントになるものがあればと願って書かせてもらいました。

大切にしていること

食べる - taberu

 食べるということは、生まれて亡くなるまで毎日繰り返すもの。

そして私たちの体、性格をも作り出すほど。いるかビレッジのガーデンで野菜を育て収穫し、道具を使って、調理。醤油や味噌も、暮らしの中でプロセスを学びます。

大便を観察することも、体を知る大切な情報。

自然 - shizen

 落ち葉にもぐって大きなお布団、砂は大きなパレット、泥んこで顔に落書き。自然はどんな遊びも、肯定してくれる友だち。評価をせず、無限の遊びは無限の可能性。発達に大切な運動場所。
土から芽が出て野菜ができること、それが体になること。食べ残ったものが土に返ること。大切なものが自然界にはたくさんある。

親子 - oyako

「子どもは親を選んで産まれてくる」胎内記憶の話。親を悲しませようとして産まれてくるわけではない。自分の分身のようで、自分とは違う一人の人だという意識も湧いてくる。また幼少期の成長は70%の脳が形成されるとも言われている。

親子として近くに産まれてきた訳を問い、一緒に成長したい。お母さんも母親0歳。お母さんも誕生日なのです。

多世代 - tasedai

 お年寄りが立ち寄る。昔の話や知恵、こどもを見守る目線や、叱ってもらうことも。

お年寄りにとっても、こどもがいることが賑やかで、元気でい続ける場、もう一つの家族として、役割ができつつある。対等な関係でありながら、「いたわる」ことの心の交換、「ありがとう」の循環、居心地の良さを暮らしの中で学ぶ。

グローバル - global

 外国人や外国のこどもが、知らない言葉を話しながら一緒に過ごしている。

これは毎日でなくとも、ただそこにいるだけでも、大きな影響をこどもに与えられる。それぞれの文化を表現し、交換しあい、世界の可能性を広げていく。こども向け英語の時間も、人気あり。

違うことが育てること - chigai sodachi

 介護、障害、外国人、学校など施設で分けられている時代、関わったことがない人への偏見が対立を生むことも。違いがあることを当たり前の事と認められ、自分も違うことが当たり前に認められていること。そんな関係性を大事にしている。

女性が輝く - jyosei ga kagayaku

 いつも「お母さん」の立場で頑張ってるあなた。時には、大切な大切なたった一人のあなたを癒して、認めてあげたい。体も心も綺麗になるような時間が、ここで叶えられたら。

ナチュラルなお料理やヨガ、マッサージや新しい知識、対話や占い。イベントとして開催されることもあります。伝えたいことがあれば、ここで講師をやって、いつもと違うかっこいいお母さんも子どもにはいい刺激があったり。

留守番 - rusuban

 大好きなお母さんと離れる1日は、親にとっても子どもにとっても不安の大きな1日です。「いつもの僕の場所だから、ママがいなくても大丈夫」。知っている友だち、知っている友だちのお母さん、スタッフ。親と離れて過ごす1日は、子どもを大きく成長させることも。美容院に行ったり、カフェで過ごしたり、用事を済ませたり、上の子ととことん1日を過ごしたり。

母も通う意味 - hahamokayouimi

母同士の悩みを相談したり、情報の場、学びの場、癒しの場として。

「子どもにプログラムを!」と意気込まなくても大丈夫。お母さんがその場で学んだり癒されていたりイキイキしたものが、いつの間にか子どもの栄養になっていると思っています。居心地良く通って欲しいのが願いです。母一人の世界観で育てる時代から、たくさんの人に我が子を育ててもらい、他の子どもにも、自分の持っているものを伝える。子どもが自分で必要なものを勝手に受け取っているはず。

bottom of page